お花屋さんの仕事~仕入れの話
2008年12月16日 フラワーメール
こんにちは(^▽^) フローリスト カノシェです。
今年もあと 残り半月になりますね。
終わりよければ全てよしです。
いい一年の締めくくりにしたいですね。
お花屋さんはこれからクリスマス 年末のお花と大忙しです。
頑張るぞー!!
今回は 仕入れについて、ご紹介しますね~(^^)
東京の市場では
切り花の仕入れは 月・水・金曜日 と決まっています。
なので、一番新鮮なお花を購入したい!という時は・・・
●お店で買う時
※ → 仕入れ日の夕方に購入
●宅急便でお届けの場合
※ → 仕入れ日の翌日到着になるように購入
これを覚えておくと、一番新鮮なお花を買うことができますよ♪
仕入れ方法は いくつかありますが、
お花の仕入れと聞いて、皆さんが一番イメージするのは
『セリをしている場面』 でしょうか(^^)
【豆知識】 仕入れ方法
●一般的な市場のセリ
■手ゼリ■
一般の人が分からない 暗号(手の形と言葉)でセリをします。
「セリ上げ方式」と言って
安い価格から始まり 徐々に価格が上がり、
一番高い値をつけた花屋さんがセリ落とします。
●一部の大型市場
■機械ゼリ■
暗号なしで 機械を使ってセリをします。
暗号がないので、新米花屋さんも買いやすいです。
「セリ下げ方式」と言って
相場より高い価格から機械のメーターがゆっくり下がって行き、
一番高い価格でボタンを押した花屋さんがセリ落とします。
セリ上げ方式よりもスピーディーにセリが進みます。
他に、
●先取り
●仲卸
●産地から直接仕入れ
●インターネット仕入れ
と、セリ以外にも 仕入れ方法はさまざまあるんですよ(^^)
どの方法にも良いところ、弱いところがありまして、
カノシェでは、お花のご注文内容によって 上の仕入れ方法の中
から一番良いのはどの方法か考えて、皆様に喜んで頂けるお花を揃
えられるように頑張っています♪
今が旬のポインセチアとシクラメン
2008年12月16日 フラワーメール
この時期、カノシェの店頭では
ポインセチアとシクラメンの鉢花が大人気です!
【ポインセチア】
鮮やかな赤と緑・・・置くだけでクリスマス気分ですね(^^)
手のひらに乗る小さいタイプが人気です。
ポインセチアの赤の部分。
実はこれ、お花じゃないってご存知でしたか?
この赤の部分は「苞(ほう)」と呼ばれる、
萼ともまた異なる葉なんです。
今では品種改良が進み、花苞の色が赤だけでなく
ピンク、クリーム、白、褐色のポインセチアも登場しています。
ポインセチアはもともと
インディアンが生活に役立てていた植物でした。
その赤と緑の色から
赤はピュアなキリストの血を。緑は農作物の生長を表していると、
キリスト教の修道僧が 誕生祭などに使うようになったそうです。
枝が折れやすいので注意してくださいね。
もし折れてしまったら、折れた枝の下1センチ位をお湯にしばらく
漬けてから 花瓶にいけると1週間くらい楽しめますよ。
【シクラメン】
基本的に室内で育てますが、
最近は寒さに強く屋外でも育てられる
「ガーデンシクラメン」もあります。
シクラメンの花の部分が「かがり火」のように見えることから
『カガリビバナ』 とも呼ばれるんですよ(^^)
現在では品種改良が進んで
たくさんの色のシクラメンが彩りを加えてくれていますね♪
「冬の花」の代名詞のようなシクラメンですが、
高温多湿を嫌うシクラメンは 夏には葉を落として休眠します。
気温が低く、乾燥した場所を好むので 冬に強いお花なんです。
「冬の花」の代名詞になっているのも 頷けますね(^^)
_______________________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
お┃わ┃り┃に┃
━┛━┛━┛━┛
駒込駅近くの六義園へ紅葉を見にいってきました(^^)
赤のグラデーションが 素晴らしく綺麗でした!
夕方からライトアップもされて とても幻想的でしたよ。
(ライトアップは12月14日まででした。来年いかがですか?)
12月4日の撮影です。よかったら見て下さいね。
(嫁さんのブログです。写真は私 店長コウジ撮影です。)
http://blog.kanoche.com/archives/2008-12.html#20081213
_______________________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄