六本木 東京ミッドタウンのサントリー美術館へ行ってきました。
今の展示は「マイセン磁器の300年」
300年、すごいですね!!
マイセンの磁器、もちろんとっても綺麗でした。
草創期の 300年近く前の磁器も展示されてましたよ。
磁器もすばらしいですが、私は300年の歴史がとても心に
残りました。
300年の時代の移り変わりの中で、色々な壁や 経営難のことも
あったそうです。
その中で、マイセンの磁器がどのように変化して来たかが
分かりやすく展示されていました。
ちょっと面白かったのが、ビジネス書で読んだ事が 300年前
から行われていたことです。
例えば
●TTP・・・・・徹底的にパクる
300年前の磁器は、東洋(特に中国)が先進国だったそうで、
それを、錬金術士にまねさせて マイセンの歴史は始まったそうです。
デザインまで、瓜二つでビックリしました。
(日本の磁器と瓜二つのも沢山展示されてました。)
瓜二つの物をつくれる事も当時はすごい事だったんでしょうね!
●守 破 離(シュハリ)
守る、、、上のマネの様に、完成された型を徹底的に練習して身につける
破、、、、身につけた型に自分の工夫を加えて、オリジナルにする。
マイセンも、東洋の技術を身につけてから 自分の国のデザインを
取り入れて オリジナルになって行きました。
離、、、、完全にオリジナルになり、始めの型から離れる
マイセンも、ロココやアールデコなど時代の中のデザインを
取り入れたり、新しい技術を開発して 完全なマイセンの世界を完成
させています。
●全く新しい商品は作れないから、今ある物と組み合わせて新商品を作る
マイセンも、東洋のデザインに少しだけ自国のテイストを付け加えた
磁器があったり、今ある技術に流行のデザインを加えたり、、、で
新しい磁器を作っています。
なんか、新鮮な気持ちで見ていました。
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